令和3年1月  謹んで 新年のお慶び申し上げます

皆さまお健やかに新春をお迎えのことと存じます。
昨年はご承知の通りコロナ禍騒動で、全く異次元の生活の連続でありました。第6町内自治会活動におきましても、3月1日から4月13日まで公民館・憩の家の休館から始まり、その後もたびたび休館をお願い致しました。そのため、自治会を始め各種団体の活動行事にも支障が生じ大変ご迷惑をおかけいたしました。中でも平成31年から始まりました『えんがわサロン』が一周年を迎え、さあこれからという矢先に休止で大変残念でした。

 新しい年になっても、まだまだこの状況は続きますが、そんな中でも頑張ってらっしゃる活動、新しく生まれた活動があります。長寿会のグランドゴルフは毎週火曜日・木曜日の9時30分から公民館グランドで開かれています。また、同じく長寿会で毎週水曜日の10時から『健康体操』が開かれています。婦人会では毎月第2火曜日に資源回収活動が続いており、9月からは月曜から金曜まで毎日9時からラジオ体操がなされています。もちろん、いずれも消毒・間隔・換気などコロナ感染に十分注意されています。皆さん逞しく知恵を出して活動されており、こちらも元気をいただいています。

朝の来ない夜はない』というではありませんか。このコロナ禍もいつまでも続きはしません。私たちも負けずに且つ用心深く頑張ってまいりましょう。

                     帯山第六町内 自治会長 緒方建二
 令和3年2月  
 コロナを撃退して、春よ早く来て!

 暦の上では春を迎える2月、とはいえまだまだ寒さは真っ盛り中です。加えてやがて1年近くも続くコロナ感染拡大の脅威、熊本県にも1月14日から2月7日まで緊急事態宣言が発令され、いつ感染するかもしれない不安の中で希望の見えない毎日を強いられています。
 そんな中、少し安堵を覚えたのは、昨31日の新規感染者数が熊本県は8人(熊本市は1人)(19:30時点)との発表。1日発表数が1桁台になったのは実に55日ぶりだということです。もしかしたら節分の鬼退治でコロナを撃退し、立春とともにコロナが激減した希望溢れる本当の春が訪れるかもしれない・・・、そう願いたいですね。

 節分といえば、今年は例年より1日早い2月2日(火)なんですって。節分が2月2日となるのは1897年以来、124年ぶりだそうです。節分の日は立春の日の前日ということで、太陽の動きに合わせた天文観測に基づいて定められる立春が2月3日になったものだから、節分も一日早まったということだそうです。
一日でも早く本当の春が来ることは大歓迎ですね。

 さてほぼ1年余り、おとなしく粛々とした生活を続けてきましたが、周辺の状況はにわかに変化しつつあります。まずはコロナのワクチン接種が現実味を帯びてきたこと、高齢者や基礎疾患がある人は医療従事者に次いで接種できるようです。副作用とかの不安もいろいろ言われていますが、自分でしっかり判断することが肝要でしょうね。
 次には、スマホ環境が大きく変わること。菅政権になって唯一歓迎できる料金引き下げ。格安スマホは早速今日(2月1日)から、大手3社も3月から大幅に値下げが実施されます。ネット申し込みに限るなど、これも波に乗っかるには少し勉強が必要ですが、嬉しいニュースには違いないですね。

何はともあれ、未来への希望が持てる春の訪れを皆さんと一緒に待ちましょう。


 令和3年3月  
長かったトンネルの先に春が見えてきた
かって経験したことがない緊急事態宣言、しかも「コロナ」という得体のしれない相手に、絶対という対抗策がないまま身を縮めて暮らした日々にようやく明かりが見えてきました。2月18日から緊急事態制限が解かれ、6町内の公民館も開放されました。そして時は3月、自然界はいつもと変わりないように早春の彩を見せてくれています。軒先には梅のつぼみが膨らみ、あちこちの玄関先には色とりどりの春の花が競い合うように咲き誇っています。スーパーの店頭に並ぶ豊富な野菜が食欲をそそります。コロナ自粛で運動量が減り、食欲がなくなり、でも体重ばかり増えて・・・の不安がいっぺんに吹き飛んでしまいそうです。でも、まだ完全にコロナが消滅したわけではありません。しっかり気を付けて行動することが大切なことは変わりありませんね。

 最近の変化といえば、私たちにも決して無関係ではないスマホ料金の見直し。2月から格安会社は新プランの提供を始めましたが、いよいよドコモ、ソフトバンク、au(KDDI)が画期的な値下げプランの提供を3月から開始します。今までの高額支払いは何だったんだろうとびっくりしてしまいますね。
 さらに4月からは各種手数料の撤廃が予定されるなど、菅政権の肝いりでスマホ業界は激変時代に突入です。カード化、デジタル化、とともに情報分野の進化は私たち高齢者にとってはついていくのにとても大変ですが、でもそんなものお構いなしに受け入れられる人だけに大きな恩恵を与えながら時勢は流れて行ってます。

 阿蘇市ではコロナで低迷している地域経済を活性化するために「阿蘇市スプリング宿泊割引キャンペーン」を実施しましたが、2月26日から始まってその日に受付を終了しました。1日1泊当たりの宿泊料金が最大5000円引き、電話での受付でした。なんでも早い者勝ち、アンテナを高く上げて運をつかみたいものです。

まずは開放された公民館で皆さんとお会いしましょう。桜ももうすぐですね。




 令和3年4月  
熊本地震から5年、復興は進んでいるのに・・・

6町内の公民館広場の桜も例年より早く華やかに花を咲かせて、季節はコロナになんか負けてないよって言いたげに私たちを元気付けてくれました。それが・・・。先月は、トンネルの先に光明を見たように思ったのに、何と第4波?新しい生活様式にも慣れてきましたが、それにしても経済活動の停滞で名の通ったお店等が閉店というニュースを聞くといたたまれないですね。

 4月16日で熊本地震からはや5年が経ちます。被災で阿蘇への主要幹線道路や鉄道が寸断されましたが、昨年8月にJR豊肥本線、10月に国道57号線の2ルートが復旧・開通、そしてついに新阿蘇大橋ルートがこの3月7日開通し、熊本市と阿蘇が完全につながりました。そして北側ルートの高速道路で阿蘇がぐっと近くなりましたね。

 開通翌日の3月8日に新阿蘇大橋を渡り、その後これも大きな被災を受けた阿蘇神社を訪れてみました。ここも着々と復旧工事が進み、全壊した拝殿・翼廊の再建されたばかりの屋根の銅板がキラキラと輝いてまぶしかったです。

 熊本城も天守閣の復旧工事が完了し、4月26日からついに天守閣の内部が一般公開されます。熊本地震の爪痕はまだまだほんの一部しか治癒していませんが、でも着実に復興していく姿は私たちに希望をもたらしてくれます。

 そして新年度、コロナに付き合わされてもたもたしている間にも、新制度の導入などで私たちの暮らしにも変化がもたらされそうです。一番身近なのは、お買い物時の税込み価格表示の義務化。スーパーなど一部では二重表記されているところもありましたが、それにしても税抜き価格と税込み価格を並べて比較してみると、ほんと税負担の大きさを実感しますね。端数整理で便乗値上げになるところもありそうだとか。無駄遣いはしてないので、もうこれ以上節約はできないんですけどね。何とかパーッと明るいニュースが欲しいところです。

  

令和3年5月  やっと、新型コロナワクチン接種券が届きました

収束のめどが立たないコロナ感染、ワクチンの届くのがあまりに遅かったので、ワクチンが届くころにはもう収まっているのではなどと希望的観測をしたこともありましたが、なんととんでもない展開になってしまっています。連日の報道は脅威以外の何物でもありません。3密ではなく1密でも感染は拡大している、と今日は言っていました。

 65歳以上の高齢者のワクチン接種がいよいよ始まります。接種券が26日に届きました。5月6日から予約受付開始です。接種ができる医療機関は熊本市のホームページで確認できるので予約申し込みまでに決めておきます。近くの病院でできるようですね。

 例年ならゴールデンウィーク真っただ中、旅行や行楽に気持ちは浮き立っているはずですが、今はただ我慢するのみ。ステイホームで皆さんどんな過ごし方をされているのでしょうか?
コロナ川柳を見つけましたので紹介します。
 
 
 高齢者 三密さけて 居場所なし  みな美人 帽子にマスクに 老眼鏡  
 在宅で 庭の菜園 草もなし  お名前は いつも聞かれる 顔なじみ  
 なぜ吠える マスク姿の 飼い主に  テレワーク やってみたいが 俺無職  

 我が家も、いつもと比べると草がないですね、手作りのお菓子に挑戦する時間が増え、合わせて食欲も旺盛。時間は有り余っているのに、本来やった方がいい運動とか教養を深めたりはおろそかになってしまってます。後が怖いです。

 令和3年6月  
新型コロナワクチン接種予約に翻弄された一か月でした

 4月に新型コロナ接種券が65歳以上の高齢者に送付され、5月6日から初回の予約受付が開始されました。

 受付当日までは電話やネット予約がどれくらい輻輳するのか予想ができなかったので、まあ、初回で取れなくてもその次がある、と安心していましたら、何と次は年齢制限がかかって年齢に達してない人は申し込みができなくなりました。
 そこまでは仕方ないと次を待っていましたが、その後数日間はなんのアナウンスもなく、混乱で機能がストップしてしまったのではと、とても不安になりました。
 結局26日に70歳以上の予約スケジュールが発表されましたが、ふり返って見ればほんの数日間の遅れだったにも拘わらず、当初のスケジュール通り運ばなかったことは待つ身にとってはとても酷な時間でした。

 全国統一の予約方法だったのでしょうが、高齢者優先・高齢者優遇のはずが、高齢者のほとんどが自分では予約しにくい、全く高齢者に優しくない・思いやりのない方法であったように思います。

 そのような中で、29日受付分から始まったサポートセンターの設置はとても良かった。
帯山校区でもコミセンと我が6町内公民館でサポート窓口が急遽設けられ、6町内公民館でも29日と30日2日間で60名程度のオンライン予約をお手伝いすることができたようです。

 熊本市の職員さんが待機され、民生委員さん、自治会役員の方々、が感染対策に注意を払いながらお手伝いされていました。気が重かったコロナワクチン予約期間でしたが、この2日間で少し楽になりました。

 まだまだ予断を許さないコロナ禍の中、初めて遭遇する環境の中でみんながおろおろなるのも仕方ないことなので、気を落ち着けて時を待ちたいと思います。それにしても5月の熊本県の爆発的感染拡大は恐怖でしたね。合わせて梅雨入りも今年は早かった、とにかく例年より気が抜けない6月のスタートです。



 令和3年7月  




 令和3年8月  夏真っ盛りなのに、まだ続くの?コロナ禍

コロナワクチン接種も進んで、これでやっと終息に向かうものと、少しづつアフターコロナへの希望も膨らんでいたのに、いままた日本中でコロナ感染再拡大。
有効な策がないまま、非常事態宣言だけを繰り返しても、と悲しくなりますね。

 テレビの画面からは「東京2020」の白熱した戦いが連日届けられ、ドキドキしながら観戦しています。そんな中にもやはりどこかにコロナの不安があって、複雑な心境です。オリンピックの方は途中で閉幕ということにはならないと思いますが、パラリンピックのことが気がかりです。いろいろな問題を抱えながらもオリンピックは開催されたのですから、パラリンピックだけが開催されない、ということにだけはならないよう祈るばかりです。

家籠りが続く中で、なかなかパーッと気が晴れるようなことに出会えませんが、そんな中での楽しみが、毎度の朝の連続テレビ小説「おかえりモネ」です。
最近はテレビのニュース番組に気象予報士の方がよく出てこられます。気象情報だけでなく普通にニュースも届けているのでアナウンサーとどのように違うんだろうと前々から思っていました。この朝ドラの中で、気象予報士の仕事内容や気象庁に属さない民間会社で独自に天気の予想を行ったりするんだということなどがわかり、とても興味深く観ています。

も今は夏真っ盛りの夏休み。子どもたちの楽しみが奪われてしまわないように!!



 令和3年9月  夏休み期間は全国バラバラだった、知らなかったあ

夏休みが終わり熊本市の小・中学校で2学期が8月30日に始まりました。「えっ、2学期は9月1日からではないの?」って、不思議に思ったのですが、今時、こんな疑問を持ったのは私一人くらいなんでしょうね。今までずーっと夏休みは、全国一律で7月21日に始まり8月31日まで、が基本と思っていて、最近時々早かったり遅かったりするのは、特異な理由で特別に変更されたものとばかり思っていました。
 ということで、あらためて「夏休み」について調べたところ、日数は原則として学校を管轄する市町村の教育委員会が定めていて、その土地の気候や風土により期間の長短があると書いてありました。知らなかったあ、恥ずかしい!!
 ちなみに熊本県の夏休みは、2019年は7月20日(土)~9月1日(日)(44日間)、2020年は8月1日(土)~8月28日(金)(28日間)、2021年は7月22日(木)~8月29日(39日間)でした。2020年(昨年)の夏休み期間を全国で見ると最短の沖縄県が10日で最長の石川県が42日、すごい長短のばらつきがあり、あらためてびっくりしました。コロナ休校の影響だったのでしょうね。

 熊本市
は公式LINEアカウントで「つながろう くまもと」をコンセプトに、情報をダイレクトに発信しています。私も登録していますが、毎日夕方にはLINE で本日のコロナ感染状況が届きます。今日こそ少なくなってるか、と毎日祈るような気持ちで観ていますが、がっかり続きで悲しくなります。子どもたちが安心して楽しい学校生活が送れるように、今以上に私たちにできることはないのだろうか、と考えてしまいます。
 令和3年10月  
やっと明るい兆しが・・・。冬が来る前に元気を取り戻そう!

 新型コロナの第5波、我が熊本も驚異的に陽性者が増え、ワクチンは打ったもののほんとに脅威でした。最近は全国的に感染者数が激減していますが、熊本市は9月30日現在も10人と二桁との境を行ったり来たり、まだ油断はできません。でも今日10月1日から全国一斉に緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が解除され、飲食店の営業時間短縮やイベントの観客制限、行動制限が段階的に緩和されて行きます。
 早速今日から、県民限定で1回当たり一人最大5000円を助成する「くまもと再発見の旅」事業の予約受付が始まりました。いきなり?っていう感じで、ちょっと不安な気持ちも大きいですね。
 
 公民館の使用ができるようになって、今月の予定表はびっしり埋まっています。時はまさにスポーツの秋、芸術の秋。グランドゴルフ、カラオケ、健康体操等と一気に活気が蘇ってきますね。ただ、まだ完全にコロナが収束したわけではないので、帯山校区体育大会や帯山ふれあいフェスタは今年は中止とのこと、仕方ないでしょうね。

 明るい兆しが見える10月ですが、家計にはちょっと厳しい値上げも待っています。輸入小麦の値上げでパン、菓子、麺類等の値上げが予想され、電気料金・ガス料金も値上げの予定です。一方で、値下げ予定のものも。固定電話から携帯電話への通話料、速達料金。ちょっと注意が必要なのは、「土曜日の配達の休止」。これまでより郵便物を出してから届くまで1日程度多く日数がかかるとか。
翌日配達は無くなってしまうのですね。
 令和3年11月  
コロナがやっと消えていく!でもマスクは外せない

外はすっかり秋色が濃くなってきました。でも11月というのに昼間の気温は部屋の中で28度。今年は衣類、寝具の調節がとても難しいですね。一日の気温の高低差で体調を崩さないように気を付けたいものです。
 
 全国的にコロナの陽性者が激減して、新聞の広告欄も旅情報が満載。県民限定の「くまもと再発見の旅」、クーポンを組み合わせて利用すると普段では考えられないようなお得旅ができるようです。気の緩みはもちろんご法度ですが、家族でコロナ疲れを癒しに出かけるのもいいかもしれません。
 
 さて、コロナ禍の中で浮き彫りになったのが「デジタル格差」。ワクチン接種の予約が電話回線では全く繋がらない。ネット予約を代行してもらってやっと、という状況でした。今後はますますデジタル化が促進され、スマホやパソコンを扱える人とそうでない人の格差は日常の生活の中で顕著になって行くと言われています。国はシニア世代のデジタル対応力を向上させ、「格差」のない社会を作ることを取り組むべき重点課題の1つに掲げています。
 11月から町内でも「高齢者スマホ教室」を開催します。全く初めての方でも興味が持てて楽しめるように互いに教えあいながら輪を広げて行けたらいいなと思っています。
たくさんの方の参加を期待しています。
 令和3年12月  
今年ももう師走!!せめて何かを残したい・・・

 今年ももう12月、昨日用件で久方ぶりに中心街に出かけましたら、クリスマスの飾りつけや音楽が流れてきて、季節を感じました。鏡もちの置物やお歳暮なども見かけるようになりましたね。コロナに付きまとわれ、ほとんど何もできない一年だったのですが、中身は空っぽでも時間は止まらない。高齢になると、残り少ない貴重な時間を無駄に捨てるのが辛いです。

 熊本市のコロナ新規感染者は11月14日を最後に0人を更新しています。全国的に減少していますので、気持ちもだいぶん緩んで来ていましたが、またここにきて「オミクロン株」という変異株が出現。感染力も高い可能性があるということで、恐怖の世界に後戻りです。でも巷は県民割と称して一泊や日帰り旅行への助成が大盤振る舞い。規制が緩和されて人出が多くなって、マスクこそしてはいても三密は必ずしも完全に守られているとは言い切れない感じがします。自分の身も人の身も自分から守る、を忘れないようにしたいと思います。

 葉物野菜が安くなりましたね。鍋の季節にありがたいです。それに引き換え「油」の高騰は生活費直撃ですね。ガソリンと食用油、油は油でも全く原料は違いますが、どちらも悲鳴を上げたいくらいの高値を更新しています。これから厳冬に向かうとき、灯油の価格が気になります。暗いニュースばかり・・・。明るい話題が欲しいこの頃です。

 
   







つきづきのごあいさつ
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