つきづきのごあいさつ
 令和2年2月  春なのに・・・新型コロナウィルス、脅威ですね

中国の武漢、一躍有名になりました。
北京、西安、上海には訪れたことがありますが、武漢はなじみがあまりない地名でした。
連日新型コロナウィルスの感染拡大のニュースが流れ、かなり鈍感な私もちょっと神経質になっています。
ともあれ、マスク着用、外出から帰った後は手洗い、うがい、を励行しましょうね。

あっという間に1月が過ぎ、あまり寒さを感じないまま2月に突入しました。
節分の豆まきは、いち早く6町内婦人会さんがコミセン祭りで鬼を追っ払ってくださいましたが、本来は2月3日が節分、そして4日が立春になってます。

節分とは「季節の分かれ目」という意味があり、季節が変わる前日の事をさしていて立秋の前日のみをさし、毎年2月3日と決まっているわけではないそうです。
ちなみに来年は2月2日が節分だそうですよ。

そして節分が過ぎると、いよいよ梅の季節ですね。
2月の別名は梅見月というそうです。
また、梅の花ことばは「高貴」「忠実」、別名「春告げ草」とも呼ばれる梅は、寒さ厳しい中でも早春を思わせ私たちを元気にしてくれる花ですね。

熊本周辺にも梅林がたくさんありますので、春のお出かけにいかがですか?
と言いたいところですが、ここでもちょっと「コロナウィルス」が気になって、足止めを食いそうです。
早く収束してほしいですね。         春なのに ・・・・・




 令和2年3月  心浮かれる春、が訪れているのに・・・・

新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。テレビから流れる情報にくぎ付けになりながら、目に見えない魔物に取りつかれないようにと、家からできるだけ出ないで本当に縮こまった生活を強いられています。本来なら3月は年度の変わり目の月。卒業式があり終業式があって、春休みを楽しく過ごした後はまた新しい友達、学校、職場へと、新しい環境へ想いを馳せながら、希望と楽しみを待ちわびてる笑顔であふれているはずなのに。

いろいろな行事や施設の利用が制限され、身動きできないときに何ができるのか、何をするのかがとても大切な問題だと思います。仕方ないからとあきらめているだけでは、たぶん老化が加速してしまうでしょう。

外の陽ざしは徐々に暖かくなって、春の花は次々につぼみを膨らまし、山菜もそろそろ芽吹いてくる季節、人が集まるところには出かけられませんが、コートを脱いで自分なりの春を探しに出かけたいものです。

6町内公民館の利用が当分の間できなくなりました。
えんがわサロンも長寿会の簡易体操も3月はお休みです。
みんなで一緒に体操をし、レクリエーションゲームを楽しんでいましたが、これができません。是非家で少しでも思い出しながら体を動かしてください。怠けていると超特急で体は衰退していくそうです。

4月は、コロナが収まって、よかったねえ、とみんなで喜び合いたいです。
その時までマスク着用、手洗い、人が集まるところに行くのは控える、をしっかり守ってみんなでみんなの身を守りましょう。



 令和2年4月 新年度ですよ、目標設定忘れないで!! 

一年の始まりは1月1日、辛い気持ちや悲しい気持ちがあっても全部リセットして、気持ちを切り替えて一年の計を立てます。こんな区切りの日があるからこそ私たちは明るい希望を引き寄せながら生きていけます。

でも、新しく年が始まる区切りの時は、1月1日だけではありません。学校や会社、私たちの生活にかかわる多くの場面では、新しく年が始まるのは4月1日です。すでに仕事を卒業していても、生活の場面では区切りはやはり4月、新年度ですね。

例年なら満開になった桜の花をみんなで愛で、黄色い帽子をかぶった新一年生の元気な姿を思い浮かべ、店に並ぶ山菜に春いっぱいの香りをかぎながら、新年度へ向けての目標なども考えて顔もほころんでいました。

ところが今年は、新型コロナがいつまでも収束しないで、年度をまたいで感染拡大してます。
桜の花は満開なのに皆さんと一緒に楽しむこともできません。

3月31日の夜、悔しくて、一人で公民館の夜桜を見に行ってみました。
自然は、当たり前ですがコロナなんかに負けはしない、チューリップも誇らしげに咲いていました。

外出もできない、やりたいことができないという今の状態で、気持ちを切り替えて新しい目標を、と言っても虚しく言葉だけが通り過ぎるだけ、でしょうか?

ではないと思います。じっと耐えて、自由になったときに何をするか、考えようではありませんか。
どんな時も人生の楽しみを忘れないように、前を向いて歩きましょう。


 令和2年5月  令和が誕生してちょうど一年が過ぎました

今からちょうど一年前の5月1日、新しい天皇が即位され、私たちはこぞって新天皇に希望の光を感じ
心から祝福しました。
即位後朝見の儀での天皇陛下のおことばは「国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に
希望します」で締めくくられています。

一年後、まさか世界中がコロナパニックに陥るなんで誰が想像したでしょう。
昨日の熊日新聞に即位一年の歩みが掲載されていました。
天皇の憂慮がいかばかりかとこちらの方が心配になってしまいます。

コロナ禍で、今まで当たり前だったことが突然当たり前でなくなって、個人では何の手立てもすることができず、ただただ動かないこと、と、なんとも言いようがないそれこそ「未曾有」の事態を耐えて暮らしています。
でも、この事態を憂えてばかりいてはストレスだけが溜まり、心に余裕がなくなって、自分だけでなく周りの人まで不幸にしてしまうかもしれません。

こんな中で今までは気がつかなかった気持ちの変化があります。
感染のリスクと常に隣り合わせの状況で重傷者の対応に追われている医療従事者の方々や
出かけられないときに宅配を届けてくださる方々にみんなこぞって感謝の気持ちを抱くようになりました。
人に感染させてはいけないと、予防の段階で周囲に気を配ることが当たり前となりました。

本来の優しさや思いやり、感謝の心で幸せホルモンを分泌し、ストレスを追っ払ってコロナを撃退しましょう。みんなで笑える日が一日も早く来ることを願っています。




 令和2年6月  緊急事態宣言は解除されましたが、新しい生活様式へ


未来を担う子供たちの健やかな成長を祝うこどもの日、感謝と優しい気持ちで笑顔があふれる母の日、普段は離れている家族が顔を合わせて絆を深めるかけがえのないお祝いの日も、今年は静かに過ぎ去っていきました。
コロナ禍の緊急事態宣言は解除されましたが、でも近いところでは北九州で再び感染者が増えているという情報が聞こえてきています。しかも小学校でクラスター発生、というニュースは、やっと少し気が楽になっていたところに一瞬にしてまた金縛りにあうような気持になりました。

自宅のテレビがなんか調子が悪くなって、いつ買ったのかなと確認してみたらちょうど13年前に買ったときの保証書が見つかりました。大事に使ったものです、でももうさすが買い替え時でしょう。さらにもう一つ欲しいものがあったので、ちょうど特別定額給付金も支給されたこともあり、30日(土曜日)と31日(日)に家電量販店と家具店に行ってみました。以前のような混雑はないだろうと思っていましたが、全く予想は外れ駐車場はいっぱいで車は並んで待っていました。

開店時間は遅らしてあるし消毒液も配備してありましたが、「ソーシャルディスタンス」にはほとんど無頓着の人が多いように感じました。

自分もその中の一人なのでもっと自重が必要と痛切に感じ、今後新しい生活様式にどのようになじんでいくか、しっかりと考えていかねばならないと反省したことでした。

コロナとの共生、当分は気を緩めないで粛々と日常を送らねばならないようです。
梅雨に向かいます。健康管理には特に気を付けて、無事に、無難に乗り越えたいものです。


 令和2年7月  新しい生活様式・・・?         なんか慣れるのに大変!!


もう何か月もコロナだけに神経をとがらして他のことがなおざりになっていましたが、昨年の10月から消費税が10%にアップしてたのですね。その影響による需要を下げないためにスタートした「キャッシュレス・ポイント還元事業」が6月末で終了しました。5%還元の恩恵を受けようと、お店を選んだりしながら買い物してましたが、7月からはもろに10%の消費税がとられますね。
コロナの3密対策でスーパーのレジなどもかなり様変わりして、支払い方法も現金やカードを手から手に渡すことが少なくなりましたが、環境がどんどん変化する中で高齢者も巻き込まれていきますので、ぼーっとしておれません。

また、これまでに楽しみにしていた集会も、なかなか思うようにできなくなっています。
「リモート飲み会」とか「テレワーク」とか、離れたところでパソコンやスマートフォンを使って会話をしたり、仕事をしたりすることが普通になってきているようですが、趣味の会やボランティアの会に所属していても、月例会が「ZOOM]というアプリを使って行われるようになりました。

熊本市政だより7月号でも1面で「熊本健康アプリ」が本格運用をスタートする、とあり、9月からは[マイナポイント事業」が始まるとか、言葉を理解するのも大変ですが、もう、ほんとにスマホが必需品になってきているように思います。

コロナで落ち込んだ観光需要を喚起するための「GO TO キャンペーン事業」、もうすでに熊本でも始まっていますが、もやもやな気分を吹き飛ばすため、コロナ対策を忘れないで、近場の旅行を皆さん是非楽しんでください。1泊2食付き3000円程で温泉旅館を私も予約できました。


 令和2年8月  やっと夏休み・・・ 海にも山へも行きたいし、じいじ・ばあばにも会いたい・・・んだけど?


例年とはちょっと違う今年の夏、新型コロナの感染は収まるどころか拡大の様相で、毎日ひやひやしながらニュースを見ています。家庭や学校における日常生活の中で新しい生活様式になじんでいくには、常に意識して行動することが肝要だし、まだまだ戸惑いも付きまとっています。

いつもなら元気な子供たちにとっての夏休みは、お盆を挟んでお父さんお母さんの実家へ行ったり、海や山へ家族で出かけたり、旅行の計画を立てたりと、長期休暇の夏休みでしかできないことを楽しめるはずですが、今年はもろ手を挙げて「さあ、行くよ」とは叫べないようです。

7月22日から始まった「GO TO トラベルキャンペーン」、いまだに混乱状態にあるようですが、本来ならこの時期にこのようなありがたいキャンペーンは願ってもないお話です。暑さにへたりかけてる高齢者でも、頑張って温泉宿へでも出かけて見ようか、などと元気もでそうな良い施策。

でも、今の私たちには、「二度とないチャンスだから出かけよう」と考えるにはかなり勇気が要ります。元気を出して、では置き換えられない気持ちなのです。

今日からやっと小学校の夏休み、みんなはどんな過ごし方をするのでしょう。
2020年の夏は一回きりです。不自由な中でも前向きで後悔しない夏休みのメモリーを作ってほしいと思います。

 令和2年9月  猛暑の夏を乗り切って、秋に望みを・・・
今年の8月はほんとに暑かったですね。8月31日の最高気温ランキングで、熊本県菊池が13:54分に37.8度で全国6位、岱明が37.1度で16位、八代が36.1度で50位、益城と甲佐、熊本市が36度で56位、と私の平常の体温より高かったのです。気温が上昇すると体温も上昇し、発汗による体温調節がうまくいかないときに熱が体内にたまって熱中症になるということのようですが、コロナの終息が一向に見えない中での猛暑による熱中症多発、もう今年の夏は神に見捨てられたのかと恨み節も出そうなくらいです。

つい4・5日前から、お風呂に浸かってゆっくりしていると、秋の虫の鳴き声が耳に入ってきました。心にゆとりがなくてそれまで気が付かなかったのかもしれませんが、ああー、秋が近づいたなあ、となんかしんみりした気分になりました。そういえば朝晩はだいぶん凌ぎやすくなりましたね。

それにしても昼間の猛暑と突然のゲリラ雷雨、そしてもうすぐそこに大型台風、「もうくたびれた」なんていっておれないです。もしかしたら怠けちゃいかんよって、叱咤激励されているのかな?とよい方に考えましょうかね?

夏休みが終わって2学期が始まりました。まだコロナはすぐそばで彷徨っているようですが、新しい生活様式になじみながら、楽しんでいくしかなさそうです。

 令和2年10月  長ーいコロナトンネルの先に、少しづつ明かりが・・・

GOTOキャンペーンが始まって人の動きがテレビの画面から目に入ってきます。自分の身の周りでも少しづつ活動が再開されてきていますが、やはりまだ扉は重く、気持ちも秋晴れのようには行きません。

そんな時に、正代関の優勝は熊本に歓喜の渦を巻き起こしました。もやもやしてた気分が一瞬にして吹き飛んだ様子が新聞の記事の中にあふれています。
この祝賀ームードをきっかけに、笑顔の暮らしがこれから開けていくといいですね。

一方、わが町内の自治会長さんから発信される「会長特急便」をご覧いただいていると思いますが、町内の動きから目が離せなくなっています。

様々な場面でお世話になる公民館、町内にあるから当然のごとく利用させてもらうだけで、そこに住民としての権利や義務などが発生するなど、2年前までは考えてもみませんでした。
地震による公民館の被害に始まり、耐震問題から建て替え問題をきっかけに会長さんの丁寧な説明の下で、今住民全員に協力をお願いしながら、一大事業が進められています。

この住民全員の大多数の協力がないと前へ進めない取り組みで、今まではそれほど感じなかった自治会への帰属意識が大多数の人に再認識されたのではないかと思います。

公民館の利用状況もほんとに活発です。高齢化が進む中で人と人のつながりはとても大切、寂しい老後にならないために、健康保持に、是非公民館を利用してください。

今帯山6町内の活動から目が離せないです!!
 令和2年11月  アナログ派からデジタル派へ、これからの日常とは・・・

何もかも様変わりしてしまった日常、そんな中で例年と変わりなく年賀はがきの発売が始まって、もうそんな時期になったかという思いです。しかもさらにおまけ付きの話題で、周りが明るくなったような気もします。

年賀はがきにも登場した「鬼滅の刃」の話題で今持ちきりですね。
老人二人暮らしの身ではなんとも流行には追い付かず、ましてや漫画本やアニメにはそれほど知識がなかったのですが、今回ばかりは気になって早速「youtube」で鑑賞してみました。
まだ1巻だけ、22巻まであるらしく、道のり遠いけど流行の波に取り残されないよう頑張ってみようと思っています。

ところで、こちらも話題で持ちきりの「GOTOトラベル」と「GOTOイート」。テレビのニュースを見ていても登録ホテルや利用者にもトラブルや混乱が続出、コロナに疲れた国民全員が諸手を挙げて歓迎できる施策には程遠いものに思えてなりません。
しかも今政府が進めるほとんどの施策がインターネット申込でしか恩恵を受けられないという、不公平さがとても気になります。

このところやたらとポイントプレゼントを謳って、カード化、デジタル化を進める政策が当たり前のように生活の中に入り込んできています。年齢や地域差等で施策の恩恵を受けがたい人との不公平感に疑問を感じますが、機会は誰にでも均等に与えられている、恩恵を受けるかどうかはその人の気持ち次第ということでしょうか。押し寄せる波に乗れるよう頑張るしかなさそうです。

熊本コロナの終息、いつになるのでしょう。


 令和2年12月  一味違った一年、その中でできたこと

12月1日、今年もいつの間にか師走。1月に立てた計画を先延ばしにしながら、それでも希望を捨てないで何とかしたいという思いも残念ながらあきらめざるをえないようです。コロナに振り回された一年でしたが、でもそんな中での日常をすべて「無」という言葉でしめくくるのはあまりにも悲しいですね。もう一度振り返って、ステイホームの中で自分なりに頑張ったことも、たぶん皆さんにあったことと思います。
断捨離が進んで家の中が片付いた。昔凝った趣味を思い出し再挑戦できた。マスクをたくさん作った。
などなど、時間に余裕ができたからこそできたこともありました。自分の再発見!、コロナのおかげ???
どんな場面でも前向き志向、心の健康は長生きの根源ですからね。

さて今年も「新語・流行語大賞」が発表されました。「3密」予想どおり。トップテン中5語が新型コロナウィルス関連というのも納得です。

ところでこの時期に発表になる流行語大賞にもいろいろな種類がありますね。
「ギャル流行語大賞」・・・「「やりらふぃ」、この意味、使い方、全くわかりません。

このほかに、今後の辞書に掲載されてもおかしくないものを発表するという『三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2020」』の大賞に「ぴえん」が選出されました 。もう、ちんぷんかんぷんです。ついていけませんねえ。調べてみると、今では多くの若者がに日常的に使っている言葉で、「泣き」をあらわすのがベース、投稿の最後に添える形で使うのが一般的だそうです。スマートフォンの絵文字(顔文字)もあるそうですが、目がウルウルして泣きそうな顔文字、私なら「クシュ」と書きそうな感じです。

新しいものがどんどん生まれて進化するのは当然の成り行きですね。でも古い言葉にもいいものたくさんありますよねえ。