2月5日に公民館の耐震診断結果の報告を頂きました。
評価は『倒壊する可能性が高い』でした。
大変衝撃的な結果ですが。建物の耐震診断は複雑で素人には中々解り難いです。
したがって、種々の数値データーでなく、解り易い4段階の判定で示して頂きました。
下表を(●耐震評価基準表)見て下さい。
まず、建物の耐震性は横(X軸)と縦(Y軸)方向に対する強さを図ります。
帯山公民館の場合、横方向(X軸)が0.556。縦方向(Y軸)が1.002の強さでした。
●耐震評価基準表
| 上部構造評点(保有する耐力/必要耐力) |
評定 |
| 1.5以上 | 倒壊しない |
| 1.0以上~1.5未満 | 一応倒壊しない |
| 0.7以上~1.0未満 | 倒壊する可能性がある |
| 0.7未満 |
倒壊する可能性が高い |
つまり、縦方向(南北縦長の方向)は『一応倒壊しない』耐力がありますが、横方向(東西横に短い方向)は『倒壊する可能性が高い』耐力しかないということです。
それじゃ、すぐにでも倒れるのか?と心配されるかもしれませんが、熊本地震後3年間の間何も起きませんでした。じゃあ大丈夫なのかと問われても、『倒壊する可能性が高い』という評価でしたとしか言えないのです。
また、『どうして建築した時そんなに低い建物を建てたのか』との疑問もあるでしょうが、現在の公民館は昭和47年ごろに建てられたもので、築47年にならんとしており、その当時の建築基準はチャンと満たしてきております。その後阪神淡路地震から建築基準が変わってどんどん厳しくなってきた結果が現在の大きな理由です。(阪神淡路地震以前に建てられた建物は現在の建築基準ではほとんどがアウトでしょう)
しかし、いずれにしても公民館などのような公共性の高い建物は、1.5以上の耐力が望ましいとなっておりますので、帯山公民館もそうあるべきだと考えます。
また、防災上の観点から、公民館は避難所として活用いたしますので、現状のままはあり得ないことと考えます。
しかしながら、補強工事をするにしても、建て替えするにしても、多大な費用負担が生じます。そして時間も限られており10年後ぐらいに建設費用が溜まってからなどと悠長なことはいえない状況だと思います。
さらに、現在公民館の敷地は名義が4人方(既に故人)の共有地となっており、47年に6町内に無償提供されたと記録が残っておりますが建て替えとなると町内の名義に変える必要があります(47年間6町内自治会が占有し続けている)。
つまり、時間と費用及び土地所有の問題を如何に解決していくかが課題となっています。
さて、新しい元号の年にこの大きな課題に皆さまと一緒に取り組んでまいりましょう。
ご協力をよろしくお願い致します。

