『法人化申請への署名のお願い』を6月の10日から初めて今日で10日になりました。
現在約200名の方々から署名が届いております。本当にありがとうございます。
と同時に、ご質問の問い合わせ電話もいくつかいただきました。
『いただいた文章では主旨が良く分からない。もっと詳しく聞かせて欲しい』
『署名はするけど、なぜ法人化なのか?今一解らない』
『いつ建て替えをするのですか、予算は?』
『寄付とかの要請ではないのですか?』
『世帯主だけの署名では駄目なのですか?』等など
総会時の説明を含め、事前での隣保組長さんへのお願い文、回覧版、町内便り、また、長寿会や婦人会等で説明してきたつもりですが、所詮手元にずっと残るものでなく、また、署名お願い文でも限られた文面の中では十分ではなかったようです。大変申し訳ありませんでした。伝達・説明の難しさを身にしみて実感いたしました。
そこで、長くなりますが、もう一度今回の『自治会の法人化がなぜ必要なのか?』『なぜ署名は必要なのか?』について、時系列的に説明させていただきたいと思います。
回覧版も考えましたが、ズーっと残るようにと『会長特急便』に致しました。でもHPを見る人は限られているのでは、との声もありましょうが、最近訪問者も増えてきているようです。読まれた人はぜひ、訪問するように、また、印刷して拡散していただくようお願い致します。
1、3年前のあの地震
平成28年4月16日未明に熊本地震が起きました。あの時第6町内の公民館は、屋根瓦、フロアの天井、壁、窓ガラスに被害を受け、避難場所としての機能が発揮できませんでした。
帯山校区の指定避難場所は帯山小学校ですが、第6町内の人々にとって遠く、ましてや途中の屋根瓦やブロック塀の危険を考えると小学校への避難はできるはずがありませんでした。
2、公民館を避難施設にできないか
6町内は小学校へ避難することは困難だ。公民館を避難施設として活用できないか。というような町内の皆さん達の要望で、ハザードマップ作製。防災隊を結成しました。究極は在宅でも救援の手を差し伸べられることですが、そのためにはどうしても拠点となる建物が必要です。
果たして築50年にならんとする公民館は避難施設として機能できるのかが問題でした。そこで平成30年末に市の助成金を受け、修理後の公民館の耐震診断を受けました。その結果は、唖然とするものでした。
耐震調査結果:『0.556(倒壊する可能性が高い)』(耐震性の基準は1.5以上とされています。)
やはり、窓が多く開放的。築年数がかなり経っていることが理由です。
しかし、このままでは建て替えができない?
公民館を新しく立て直すことが、今回の自治会総会で決議(時期未定)されました。しかし、このままでは新しく建設することはできません。
●公民館を建てるには土地名義人の承諾が必要だから。
・公民館敷地は昭和40年に4人の共有地として登記してありますが、4人とも既に故人であり、内2人は千葉県、福岡県に転居されています。
・公民館建設となると土地名義人の承諾が必要とされますが、名義人は既に故人であり、且つ相続もされておらず、相続権利者全員の承諾を得ることは事実上不可能と思われます。
・所有者の承諾がなければ、そもそも建築許可がおりません。
3、じゃあ、どうすればいいのか?
・記録によると当該土地は昭和35年に『ちびっこ広場』として無償提供されています。また、現在まで自治会が占有してきており、実質的に所有している状況にあります。
・一つの可能性として第6町内自治会の所有として登記することが考えられます。
・しかし、現在のままでは6町内自治会は、『権利能力無き団体』であり、不動産登記名義人として認められません。
・そのためには、まず『認可地縁団体』(法人化)となり、特例規定に従って不動産登記の登記名義人になる方法があります。
●『認可地縁団体』(法人化)になるための要件は?
・法人格を得るための認可の要件として下記の4つが挙げられます。
①団体として現に活動が認められること(総会資料等具体的な活動実績報告書)
②団体の区域が安定的に存在していること(校区の各町内地図)
③規約が定められていること(自治会・公民館規約)
④区域に住所を有するすべての個人が構成員となれる旨が規約に定められ、かつ構成員名簿が確認されること。
いかがでしたでしょうか、今回の『自治会の法人化申請への署名のお願い』は構成員が果たして本当にいるの?、の証明なのです。
この先、申請手続き、認可、告示、登記手続き等など、専門家に依頼することにもなりそうです。そして、その先にやっと公民館建設という課題が見えてくるのです。
しかし、『法人化』は絶対避けて通れない事だけは断言できます。
ここまででも、まだ解らないことが多いと思います。私もこれからもっと勉強していきます。皆様のご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
