平成29年5月17日(水)、平成29年度長寿会の総会が開催されました。五月晴れのさわやかな気候の中、公民館までの道すがら、色とりどりの鮮やかな花に目を奪われながら、お散歩気分で参加することも、今の時期だからこその楽しみかもしれませんね。
現在の6町内長寿会の会員数は58名で、そのうち今回の出席者が34名、委任状を提出してくださった方が23名、でした。もちろん総会は成立ですが、でも98.2%の表決権が行使される総会ってそうありませんよね。すごいなと思いました。
議事は例年の通り、平成28年度の活動報告と収支決算報告、監査報告、平成29年度の活動計画と予算計画について、会計兼書記の牧瀬さんから詳しく説明がありました。その中で、高齢者の会特有の悩みでもある会員の減少に絡み、予算を立てる上で収支の内容についてかなりご苦労されていることがくみ取れる説明でした。
そのあと、役員の選出で、会長が佐藤久勝さんから道園重之さんに交代されました。最後は長寿会会則の一部改正案が提出され、現在90歳以上の会員は会費が免除されていますが、会員期間が5年未満の会員は会員期間が5年を到達した日以降の翌年度から会費が免除されるという改正案が承認されました。
一通りの説明が終わった後、質疑となり、次のようなご意見が出ました。
1 高齢化はこれからもっと続いていく。会費免除の年齢をもっと上げてはどうか。
2 会員数を増やすことに知恵を絞る必要がある。
3 収入源は会費と自治会・市からの助成金しかない。助成金の交渉の余地はないか。
4 毎月の誕生会の工夫。会則の中に長寿会の目的が明示されているので、会員のためにより魅力のある 会合となるようみんなで考えていこう。
超高齢社会における老人会のあり方、なかなか存続自体が難しいといわれている中で、今回のわが長寿会の総会は、発展を見据えた中身のある総会ではなかったかと思いました。